めし (1951)

林芙美子の未完の絶筆を映画化した成瀬巳喜男の戦後の代表作のひとつ。繊細にしてリアルな女性描写は、成瀬演出の真骨頂と言われている。ノーベル賞作家・川端康成が監修を担当。

監督:成瀬巳喜男
出演:上原謙、原節子、島崎雪子、杉葉子、風見章子、杉村春子、花井蘭子、二本柳寛、小林桂樹、大泉滉、進藤英太郎、田中春男

めし (1951)のストーリー

結婚5年目を迎えた平凡な夫婦。いわゆる倦怠期の彼らは、ささいな事から衝突を繰り返し、次第に溝を深めていく。優柔不断な夫(上原謙)に苛立つ妻・三千代(原節子)は、単調な人生に疑問を感じ、とうとう家を出てしまう。

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